こんにちは!ケンです!
結婚すると、お金の管理はどうするか?誰がやるのか?ということを考えなければならないタイミングが必ずありますよね?
今日はそんなお金の管理で必ず出てくるであろう『お小遣い制』について、僕たち夫婦の考えをお話ししたいと思います。
いまお小遣い制にしていて、うまくお金が貯まっていかないという方、お小遣いを貰う側の人も渡す側の人も、どちらにも見て頂きたい内容ですので、最後までよろしくお願いします(´▽`)
結論
いきなり結論ですが、お小遣い制を採用しているとほどんどの家計ではお金が貯まりません!
というのが僕たちの考えになります。
そのままなのですが、これだけだとお話しにならないので、僕たちがそう考える理由を紹介したいと思います。
【理由1】貰う側が家計に関心が無くなる
これが最大の理由ではないかと思いますが、お小遣い制は当然ながらお小遣いを貰う側と渡す側がいますよね?
恐らく夫婦のどちらか家計管理を出来る(出来そう)な人が『渡す側』になって、反対にお金を任していたら全て使ってしまいそうな人が『貰う側』になることが多いと思います。
一見すると、任せたら使い切ってしまいそうな人にはお小遣い制で制限をかけて、使い過ぎを防止するというのは合理的なように思えますが、逆にお金が貯まらない家計になってしまうと僕は考えています。
それはお小遣いを貰う側が家計に関心が無くなってしまうからです!
結局、いま家の資産はいくらあるのか?
毎月どれくらいは貯金や投資に回せているのか?
何にどれくらい使っているのか?
ということを知ったところで、『毎月3万円』と決められてしまえば、関心が無くなってしまうのも無理はない気がしますよね(;´∀`)
それだけでなく、自分がいくら稼いでいるのかすら把握していないという人も多いのではないでしょうか?笑
例えば、今月はいつもより多くお金を残せたから、お小遣いもいくらアップしますよ~というふうになれば、毎月の無駄が無いか?何にどれくらい使っているか?ということを気にするかもしれませんが、なかなかそういった制度がある家は少なそうですから、やはりお小遣い制が家計への関心を削いでしまうのは避けられなそうです・・・
【理由2】貰う側はお小遣い増額を企む
これは仕事仲間を見ていて非常に感じます(笑)
お小遣い制で『貰う側』は『夫』であるケースが比較的多いと思いますが、僕の仕事関係でも色々な会社に勤めるサラリーマンがいて、毎月お小遣いを貰って、飲みに行ったりゴルフに行ったり遊ぶお金として使っています。
彼らと話をしていると、あの手この手で少しでもお小遣い増額を企んでいますね(;´∀`)
- 給料の振込先を分割する
- 給料天引きでお金を他の銀行に移す
- 遊びではなく仕事関係の事としてお小遣いに追加で請求する
・・・こんな感じでしょうか?( ̄▽ ̄;)
家計が順調かどうかはあまり関係なく、自分の手元に多くのお金が残るように行動するようになってしまうということです。
家計改善を考えるのは家計を握っている妻の役目で、自分(夫)は考えなくて良い、という思考になるのではないかと思います。
例えば、本当は毎月35万円の給料のうち、5万円をお小遣いとして貰っている人がいたとします。
その人は5万円を別口座に移して、給料が30万円だったように見せかけた上で、さらにお小遣いを貰うということを考えるということですね。
『いやいや、うちの旦那はそんなことしないよ!』と思ったあなた!
安心してください。確実にどこかしらではやっています(笑)
給料ではそういう操作をやっていなくても、ボーナスのときや何かで出た一時金などでは必ずくすねます!笑
もうね・・・そういうもんなんです( ̄ー ̄)笑
【理由3】お小遣いは漏れなく使い切る
これもお小遣いを貰う側の人は思いっきり同意してくれているのではないかと思いますが、お小遣いは漏れなく使い切ります!!
貰ったお小遣いをその月に使い切るかどうかは別としても、少なくともそれをコツコツ貯めたり、少しずつ資産運用にまわしたりする人は1%もいないのではないでしょうか・・・
【理由2】でお話ししたように、少しでも増額を企んで色々と裏で動いた上に、それは使途不明金として無くなるのですから、そりゃお金は貯まらないですよね(;´∀`)
以上のように、お小遣い制を採用している家計ではなかなかお金は貯まりにくいのです。
これを読んで、そんなの一部の人でしょ?ウチの旦那は大丈夫!と思っている人は注意が必要かもしれません・・・
解決策
では、お小遣い制をやめたら良いのでしょうか?
・・・そうです!お小遣い制をやめてください!
お小遣い制をやめて、その上でお互いが自由にお金を使える環境にして、支出は基本的に全てカード利用にするなど、お互いを干渉ではなく『把握』できるようにしてみて下さい。
お互い何にいくら使っているかが分かれば、無駄使いは無くそうという自制心も働きますし、お互いが家計状況を考えた行動が出来るようになっていくと思います!
2人で家計を把握・管理することで、資産運用を始めてみようとか、保険を見直してみようとか、前向きな行動に繋がっていくはずです!
2人でお金の管理をするメリットは過去の記事に書いているので、もし良かったら【第50回】夫婦でお金を管理するも読んでみてください(^^)/
色々と書きましたが、お金については夫婦どちらかに偏らず、2人で取り組まないと上手く資産形成していくことは難しいというのが結論になります。
どちらかに偏る仕組みの最たるものが、『お小遣い制』だと感じたので、それを廃止することで家計改善に繋がればと思います。
今日も最後までありがとうございました!
また次の記事でもよろしくお願いします(/・ω・)/
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