【第40回】趣店(QD) | 夫婦でお金の勉強始めました

【第40回】趣店(QD)

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お金の話

おはようございます!ケンです!

前回は【第39回】ズーム ビデオ コミュニケーションズ(ZM)ということで、ズームについてまとめてみました!(読んでいない方、もし良かったら読んでみてください(/・ω・)/)

ズームはとても有名な銘柄で、よくTwitterや投資関連のYouTubeチャンネルでも見かけますが、今回はほとんど見かけることのない『趣店』という銘柄についてまとめていきます。

今日も最後までよろしくお願いします!

趣店(QD)

趣店Qudian)は中国人のミン・ルオという方が代表を務めており、中国の北京に本社を置く、消費者金融や顧客信用技術プラットフォームを運用する会社です。

スマホなどに強い若い世代をメインのターゲットとして、学生ローンやその他の小額消費の際の貸し出しなど、AIを駆使して様々な場面で提供し、消費者金融に革命をもたらすサービスを生み出している。らしいです(笑)

そもそも『趣店』は何と読むのでしょうか・・・?

Qudianをそのまま読んで『クディアン』と記載しているところもあれば、『チューディエン』と書いているところもありますね!

特に声に出したり文字におこすことも少ないと思うので、どちらでも良いのですが・・・(;´∀`)笑

中国の信用スコア

中国では信用評価(信用スコア)の制度が推し進められているのはご存じでしょうか?

これは国民1人1人に対して、社会的な信用スコアをつけて評価していき、評価が高い人は公共交通機関や公共施設利用料の割引、賃貸オフィスなどの優先利用権などの特典が得られる一方で、評価が低いと金融関係や医療関係で後回しにされてしまうなどの様々な不利な状況になってしまう、というものです。

この制度が推し進められ始めたのは、かれこれ20年も前のことらしいですが、そういった信用スコア制度も(構想が壮大過ぎて)まだまだ完璧ではありません。

そして、そもそも若い人には正確な信用スコアを付与することはできませんよね。

例えば、ローン返済の意思や能力がきちんとあるかどうか、クレジットカードの支払い状況はどうか、などの金融的な信用という意味では、実績が少ない若者にはスコアがなかなか付けられません。

こういった問題に対し、その人の消費行動などから、AIやディープラーニング(機械学習)の技術を活用して膨大なデータを集め、蓄積していくことで正確に評価し、将来的に優良な顧客かどうかを判定したりするそうです。

何だかとても難しいですが、近未来感だけは伝わってきました(笑)

株価は?

では、趣店の株価を見ていきたいと思います。

・・・が、そもそも中国企業ということで、自分は中国株の証券口座や人民元は持っていない!という方も多いのではないでしょうか?

大丈夫です!

趣店はADRという形で米国株式市場で取引が出来ますので、米国株式やETFを売買できる方であれば、誰でも取引できます(^^)/

ADRは、”American Depository Receipt”の略で、日本語では「米国預託証券」とも呼ばれ、ニューヨーク証券取引所などに上場されている、米国外の企業が米国で発行する預託証券をいいます。

外国株式等を米国証券市場で流通(売買)できるようにするために発案されたもので、その本券は原証券発行国の銀行に保管され、その見返りに米国の受託銀行が同一の権利内容を英語で表示した証書である「ADR」を発行するという仕組みになっています。

iFinance金融情報サイト

既に米国株などやっている方には当たり前かもしれませんが、中国をはじめ、米国以外の国の優良企業はADRで米国取引市場で売買できるケースが多いので、ADRの銘柄を色々調べてみるのも面白いですね!

話が逸れましたが、次のチャートは趣店の週足チャートです。

トレーディングビュー

直近は1ドル~2ドル台で推移していますね。

コロナ前は5ドル前後でしたが、2019年末頃にコロナの話題が出始めて急落し、2ドルを割り込むほどまでになっていました。

僕が購入したのは1.5~1.8ドルほどのときに何度かに分けて600株ほど購入しており、一時4ドル近くまで上がった際に利確しようかとも思いましたが、売れず仕舞いでいまだホールドしています(笑)

(・・・売っていたほうが良かったか??)(´-∀-`;)

週足では低迷した低位株のようですが、日足を見てみると短期的には回復の兆しが見えないことも無いと思います!

トレーディングビュー

2ドルの壁を突破して急上昇した後、急落しましたが2ドルがサポートラインになって再度上昇し、再下落後も2ドルがサポートラインとして効いているのが分かります。

直近2ドルを割り込む場面もありましたが、200日移動平均線に跳ね返されて再度上昇が始まっています。

コロナ禍がいつ終息するのかは分かりませんが、株価が先々の状況を織り込んでいくことを考えると、消費者金融などの消費が活発になる際に必要とされるようなサービスを提供する趣店は短期的には改めて上昇局面が来るのではないかと思います(^^)/

趣店はこのコロナ禍でこそ大きく売上げ、利益、株価を落としてしまいましたが、コロナ前の2018年、2019年と安定して売上高も利益も営業キャッシュフローも増加していますので、コロナ禍終息に向けて株価の回復も期待できるのではないでしょうか?

何より低位株ということで我々一般庶民としては手を出しやすく、玉数を仕込みやすいのも嬉しいですね(笑)

まとめ

いかがでしたか?

趣店は日本人にはまったく馴染みの無い銘柄だったと思いますが、ポートフォリオの数%など資産に大きな影響を及ぼさない範囲でこのような銘柄に投資してみるのは良いのではないでしょうか?

中国の信用スコア制度など、国策に対応している銘柄ということで、中国国内での需要は今後も見込めるのではないかと思います。

また、ネットのさらなる普及やネットリテラシーの高い若い世代が経済の中心になっていくことにより、さらに需要が増えていく、という流れも考えられます。

長期に渡って持ち続けられるような銘柄かどうか?という点については疑問もありますが、今後の動向に注意しつつ、僕としては基本的には短期目線で考えていこうかな~と思っています。

テンバガーまでいかなくとも、スリーバガーくらいは期待したいものですね(笑)

今日も最後までありがとうございました!

また次の記事でお会いしましょう(´▽`)

以上、ケンでした!

趣店(Qudian)公式ホームページ

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