【第37回】米国株、ETFの定期買付方法と注意点 | 夫婦でお金の勉強始めました

【第37回】米国株、ETFの定期買付方法と注意点

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お金の話

おはようございます!ケンです!

つみたてNISAⅰDeCoなどを活用して、投資信託を定期積立しているという人は多いのではないでしょうか?

定期的に定額で積立投資を行なうことで、安い時にたくさん買って、高い時は少ししか買わないという高度な投資方法を誰でも実践できるというのが、ドルコスト平均法です。

この高度な投資方法を使って、投資信託をコツコツ積み立てている人は多いですが、米国株や米国ETFは積立投資が出来ないという認識の方も多いのではないしょうか??

今回は米国銘柄の積立投資について、そのやり方と米国銘柄の積立投資について注意するポイントのお話しをしたいと思います。

今日も最後までよろしくお願いします!( `・∀・´)ノ

米国株、米国ETFは定期買付できる?

そもそも米国株や米国ETFは定期買付が出来るのでしょうか??

出来ないという認識の方も多いのではないでしょうか。

実際には、米国株や米国ETFは定期買付が出来ます!

ただし、米国銘柄を定期買付するためには、SBI証券での取引が必要になります。

国内では業界最大手ですので、すでに使っていて定期買付が出来ることを知っていた人も多いかもしれません。

もし米国銘柄を定期買付したいと思っている方はSBI証券の口座開設をしてみてください(^^)/

SBI証券の口座開設はコチラ

定期買付とは?

定期買付とはつみたてNISAなどのように決まった日や決まった曜日に決まった額や口数を購入する方法です。

一般的にはドルコスト平均法が効いてくるので、高度な購入方法が出来るとされています!

SBI証券

つみたてNISAなどで投資信託を定期買付している人であればイメージしやすいかもしれませんね!

【第22回】投資信託をおすすめする理由で投資信託についてこれから始めようと思っている人向けに記事を書いてますので、もし良かったら覗いてみてください(/・ω・)/

定期買付の方法

実際の画面を出して、米国株、ETFの定期買付方法を解説します。

まだ外国株式、海外ETFを購入したことが無い人は【第33回】SBI証券で米国株を買うで購入方法を解説していますので、そちらを先に見てもらうとより分かりやすいかもしれません(/・ω・)/

SBI証券の外国株式取引サイトで購入したい銘柄を検索、選択してください。

通常は『買付』から購入しますが、今回は『定期』を選択します。

SBI証券

次のような画面になります。

SBI証券

①預かり区分

『一般預かり』か『特定預かり』を選択します。

『特定預かり』を選択しておけば源泉徴収なども全てやってくれるので、基本的には『特定預かり』で良いかと思います!

②買付日選択

毎月○日に買う、毎週○曜日に買うということを選択できます。

日付指定コース

SBI証券

画面は毎月1日、10日、20日、30日に定期買付を行なう設定になります。

曜日指定コース

SBI証券

画面は毎週月曜と木曜に定期買付を行なう設定になります。

③買付方法・株数等の設定

ここで買い付ける方法を指定します。

指定方法

株数指定』か『金額指定』を選択します。

株数指定は『○株購入する』という指定方法です。

金額指定は『○円(又は○ドル)以内で買えるだけ購入する』という指定方法です。

ここで間違いやすいポイントとして、投資信託のように『○円分購入する』とは違い、指定金額以内で買えるだけ購入するという点です。

後ほど解説するところでここの違いが大切になってきますので、覚えておいてください!

決済方法

外貨決済』か『円貨決済』を選択します。

特にどちらでも良いですが、他の米国個別銘柄が決済方法を揃えると良いのかと思います。

(個別銘柄を外貨建てで購入しているなら『外貨決済』という感じで)

外貨(ドル)で購入する場合は、【第30回】最安手数料でドル転(両替)する方法【超初心者向け】を参考にドルを少しでも安く用意してください(´▽`)

④取引パスワード

最後に取引パスワードを入力したら買付設定が完了できます!

投資信託の定期買付とは違う?

投資信託を定期買付をするときにはドルコスト平均法が効くので、高い時には少ししか買わず、安い時にはたくさんの口数を購入することが出来ます。

では、米国株や米国ETFについてはどうでしょうか?

結論としては米国株やETFでは、ドルコスト平均法を活用した購入方法は出来ません。

分かっている人からすれば当然なのかもしれませんが、僕は知らなかったです(;´∀`)

投資を始めた頃、つみたてNISAに加えて米国ETFをコツコツ買っていこうと思い、定期買付設定をしていたことがありました。

その頃は、よく分からずに『まずは行動だ!』ということでやっていましたので、金額指定の時にはどのように買われるのかよく分かっていませんでした(汗)

例えば、200ドルのETFを購入するときに、300ドルで金額指定したら1.5株購入していることになって、その端数分が1株に到達したら整数として反映してくるのかな?とか、そんなことを考えていました(;゚Д゚)

今となってはお恥ずかしい話ですが、本当にそう思っていました(笑)

実際は『指定した金額以内で買えるだけ買う』ということになりますので、投資信託とは異なってきます。

みなさんは1回にいくらくらい投資商品の購入に回しますか?

毎月でも毎週でも、頻度は何でも構わないですが、1回あたりの購入金額です。

この1回あたりの購入金額が50万円、100万円という人は少ないのではないでしょうか?

多くの人は1回あたり5000円~5万円くらいになるのではないかと思います。

そうしたときにETFの定期買付はどのような株数が購入できるのか見ていきます!

今回は多くの人の投資候補になってくるであろうVTIを例に見てみます。

SBI証券

1株≒214ドルということは、1ドル100円で考えても2万円を超えてきます。

さらに価格の推移ですが、この画像を見てください。

トレーディングビュー

VTIの価格推移ですが、この画像は2020年11月頃~2021年4月現在のものになります。

概ね右肩上がりですが、部分的には上昇と下落を繰り返しながら推移しているのが分かると思います。

ただし、矢印で示した最安値から最高値までの価格差は約30ドル程度なので、購入株数に影響が出るほどの価格変動ではありません。

このETFを定期購入することでドルコスト平均法を効かせようとしたときに、普通の人が1回に支払える金額で考えると、価格が上がろうが下がろうが、1株分の価格が上下することはまず無いので、1回に3万円出すという人は毎回1株、1回に5万円出すという人は毎回2株の購入となり、口数にはほとんど影響がありません。

株価が下がり(上がり)続けて、たまーに1株分購入数が変動することがあるくらいで、ドルコスト平均法にはなりません。

まとめ

あまり考えなかったポイントかもしれませんが、定期購入=ドルコスト平均法を使った高度な投資法という認識の方も多いと思い、僕自身も勘違いしていましたので今回記事にしてみました。

今回ご紹介した米国銘柄の定期買付に関しては、ドルコスト平均法を活用した投資方法というよりは、『米国市場が開く時間に起きていられない』、『価格変動に惑わされて購入に踏み切れない』、『どうしても購入を忘れてしまったり定期的に購入することが難しい』などに当てはまる人にはオススメのサービスだと思います!

投資タイミングを図らずに機械的なコツコツ投資をしたい場合に使えるサービスだと思いますので、ぜひ使ってみてください!

今日も最後までありがとうございました!

また次回の記事でお会いしましょう!!

以上、ケンでした(^^)/

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