【第22回】投資信託をおすすめする理由 | 夫婦でお金の勉強始めました

【第22回】投資信託をおすすめする理由

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お金の話

おはようございます!ケンです。

【第19回】将来に向けてお金を備える(2)では、

僕らと同じように将来に向けてお金の勉強を始めた人に向けて、

ネット証券会社で口座を開設し、投資信託を定額購入していくことで、

誰でも平均点くらいの運用が出来ますよ~というお話しをしました。

そちらをまだ見ていない方は、【第22回】の前に目を通してもらえると嬉しいです!

今回は、【第19回】将来に向けてお金を備える(2)のおさらいも兼ねて、

僕が考える投資信託をおすすめする理由について、お話ししていきたいと思います。

なぜ初心者にはまず投資信託をおすすめするのか?

そもそもですが、僕がなぜ投資初心者のうちは投資信託を買うのがおすすめと考えているか?

というお話しをしたいと思います。

【投資信託をおすすめする理由】

  1. お金の増減を体感するのに丁度良い
  2. 投資対象の選択など自分の意思決定が少しだけ必要になる
  3. 適度な距離感で投資と向き合える
  4. ドルコスト平均法が使える
  5. 長期保有に適している
  6. 国の優遇制度の恩恵を受けやすい

このあたりが初心者におすすめできる理由かと思います!

実際に僕も投資信託から始めて、最初はよく分からないままに始めたのですが、

少しずつ勉強を続けて、投資信託から始めるのが大きな失敗が無くて良いと思いました。

理由を1つずつ解説していきます(^^)/

1.お金の増減を体感するのに丁度良い

投資信託というのはその名前の通り、『信じて託す投資なわけですから、

お金を増やすのが目的になります。

ただ、今まで投資というものに触れてこなかった初心者のうちは、ATMに表示されるお金の数字は、

今日も明日も変わらないということに慣れきってしまっています。

しかし、投資というと出したお金が今日と明日では増減してしまっているわけです。

そうなると、投資を始めたばかりの人はどうなるかと言うと、増えていれば歓喜するし、

減っていれば絶望するという感情の起伏を経験することになります。

しかしこれは慣れていくもので、投資額が大きくなってきたり、投資歴が長くなってくれば、

一時的な増減はある程度気にならなくなってきます。

この『慣れてくる時期』が来る前に投資がイヤになってしまう人がいるので、そうならないためにも、

はじめは投資信託をおすすめしています。

投資信託というものは株や債券などの詰め合わせセットなので、

投資で非常に大切な『リスクの分散』がされた商品になります。

例えば、『トヨタ自動車の株』と『日本株の投資信託』でイメージしてみると分かりやすいと思います。

トヨタ株に全集中で投資している場合は、投資資金が全てトヨタの業績に左右されることになるので、

トヨタ自動車と心中するつもりで投資していることになります。

しかし、日本株の投資信託であれば、トヨタもあればソフトバンクもあれば楽天もある・・・

というように様々な会社の株式にお金を振り分けることになるので、こっちが下がってもこっちが上がる

というリスク分散に繋がるため、個別株1本より大きな価格変動を避けることが出来ます。

大きなリスクを背負ってしまうことは避けつつ、お金の増減を体感できるため、

投資を始めた感』を感じるのに丁度良い投資商品だと思います!

2.投資対象の選択など自分の意思決定が少しだけ必要になる

投資を始めるにあたり、避けて通れないのは投資の勉強です。

投資はお金を出したら勝手にどんどん増えていく、というものではありません。

どういったものにいくら投資するのか?という判断が必ず必要になります。

しかし、投資初心者のうちから高度な投資判断を迫られても困ってしまいますよね・・・。

かと言って、投資判断を全く必要としないものは、たいした内容ではない投資にも関わらず、

高い手数料が取られてしまったり、そもそも投資に対するレベルが全く上がりません(笑)

そんな中、投資信託では初心者が投資の第一歩を踏み出すにあたり、

少ーしだけ自分の意思決定が必要になってきます。

具体的にどのような意思決定が必要になるかというと、

  • 債券など、どのようなモノを対象にした投資信託にするか?
  • 日本アメリカヨーロッパ新興国など、どのような国、地域に投資するか?
  • いくら投資するか?一気に買う?定期的に買う?
  • 手数料は安いか?高いか?  などなど

このあたりの判断が必要になります。

これらの項目を考えて商品を選択することになりますが、

これくらいなら何となく考えられそうな気がしませんか?(笑)

もちろん、はじめからベストな商品を選択することは難しいかもしれません。

ただ、投資を始めたばかりであれば、まずはこのあたりを考えながら選んでみてください!

仮にベストではない商品を選んでしまっても、個別株やFX、コモディティ(金や原油など)と違い、

それ1つの価格変動ではなく、価格が上下する色々な対象の詰め合わせセットですので、

価格変動は他の投資商品よりも緩やかになるケースが多いです。

ということで、まずは慣れるという意味も込めて、何に投資するか勉強のつもりで考えてみてください(^^)/

3.適度な距離感で投資と向き合える

僕と妻のネムの経験でとても感じたことですが、投資を始めたばかりのころは価格が気になります(笑)

利益が出ていれば嬉しいし、マイナスになっていたら絶望します・・・笑

それはいつになっても変わらないかもしれませんが、始めたばかりは特にそれを強く感じるはずです。

そんな時に、投資信託であれば適度な距離感で投資と向き合えるかと思います。

その理由は、こんな感じです。

  1. 投資信託は常に価格が動くものではなく、1日1回基準価額が決められる
  2. 定期積立の設定をしたら、全自動で積み立てられるので意識している必要が無い
  3. 分散が効いているものが多く、日々の価格変動は比較的小さい

投資との距離感は結構大事だと思っています。

これを見て頂いているみなさんは、たぶん専業トレーダーではなく、

会社員や何か仕事をしながら、家計のことを考えて投資に取り組む方がほとんどだと思うので、

常に損益のことが気になってしまう環境は良くないはずです。

やっていくうちに、日々の損益はあまり気にならなくなってきますし、投資金額の増加にともなって、

損益額も気にならない額が大きくなってきますが、はじめは誰でも気になってしまうので、

適度な距離感で構えていられる投資信託がおすすめです。

4.ドルコスト平均法が使える

投資との距離感での話にもあったように、投資信託にはいくつか購入する方法があります。

  1. 定期的に一定金額で購入する
  2. 定期的に一定口数で購入する
  3. 購入したい資金を一括で購入する

ざっくりこのような感じで購入方法が分けられます。

このときにおすすめなのが、『1.定期的に一定金額で購入する』です。

その理由は、投資を始めたばかりのうちは購入のタイミングを図るのは非常に難しいと思います。

下がっていれば、もっと下がるのではないか?とか、逆にここで反発して上がる前に買おう!とか、

上がっていれば、この後もどんどん上がりそうだからすぐに買おう!など・・・

プロでもベストなタイミングを当て続けることは出来ないので、当然ではあるのですが(;^ω^)

そんなときに役立つのが、『定期的に一定金額で購入する』という方法になります。

具体的には、『毎月1日に〇〇の投資信託を10,000円購入する』といった感じです。

この購入方法のメリットは、価格が上がっているときには購入口数が減り

価格が下がっているときには購入口数が多くなるということです。

購入のベストなタイミングを図ることは難しいですが、この方法であれば投資を始めたばかりでも、

安い時に多く買い、高い時に少し買うという、高度な投資手法が出来るのです!(^^)/

※注意点もあり、ドルコスト平均法を使えば誰でも投資が成功するわけではありません。これについてはまた別の記事で・・・

5.長期保有に適している

投資信託は長期保有にも適した商品です。

全ての投資信託がそうというわけではないのですが、きちんと分散が効いている投資信託であれば、

長期的にひたすら積み立て続けることで、少しずつ資産が増加していきます。

例えば、アメリカの株式の丸ごと詰め合わせセットのような投資信託を購入し続ければ、

アメリカの経済成長の恩恵をそのまま手に入れることが出来るのです(^^♪

購入する商品の選定さえ間違えなければ、資産を少しずつ着実に増やし続けることが出来ると思います!

また、投資信託には手数料がかかりますが、その手数料も商品選定を間違えなければ、

非常に安く運用が可能になります。

安いものでは手数料が年間0.1%を切るものもあり、100万円保有していても年間で1,000円未満です。

僕はネット証券でしか投資信託を購入していませんが、手数料は長期で考えると非常に大きな影響があるので、

対面の証券会社や銀行ではなく、ネット証券で購入するのが間違いないと思います!

6.国の優遇制度の恩恵を受けやすい

投資信託では国の優遇制度も受けやすくなっています。

具体的には皆さんも聞いたことがある『NISA(ニーサ)/つみたてNISA』、『iDeCo(イデコ)』などが、

それらの制度になりますが、2021年1月現在の制度では、つみたてNISA、iDeCoでは投資信託しか

投資対象として購入することが出来ません。

(一部、ETF[上場投資信託]も購入可能ですが、ここでは割愛します・・・)

この優遇制度というのは、簡単に言うと資産運用で発生した利益に対しては税金を取りませんよ~

という大変ありがたい制度で、つみたてNISAは運用益に対して非課税iDeCoは運用益には減税措置

投資金額が所得控除になるというものです。

※運用益には通常約20%の税金がかかります。

※所得控除はその控除分、給料が低く計算される為、所得税が安くなります。

今回はこれらの制度の記事ではないので、ごくごく簡単な説明のみですが、

これらの制度は大変ありがたい制度なので、この制度が使えるのは非常に魅力だと思います!

最後に

ここまで僕が考える投資信託をおすすめする理由を6つご紹介してきましたが、

何となく投資信託から始めてみようかな~と思ってもらえていたら嬉しいです(^^)

いきなり個別株などにチャレンジするのも悪いことではないのですが、

金銭的にも精神的にもきつくならないために、僕はあまりおすすめしません・・・

上記を踏まえて、着実な資産形成から始め、慣れてきたら個別株やその他の投資にも広げるのが、

負担が少なくて良い方法ではないかと思います!

今後は実際に僕が購入している投資信託についてもお話ししていけたらと思います!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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