おはようございます!ケンです!
今回は【第17回】お金への意識の話でお話しさせてもらった内容の続きになります。
もしまだ【第17回】を見ていない方はそちらも覗いてみてください(^^)
【第18回】では具体的にどのようにお金を備えたら良いのか?について考えていきますが、
実際に僕たち夫婦が実践しているものがほとんどになります。
結婚したばかりの方も、結婚生活が長い方も、これから結婚を考えている方も、
結婚の予定が無い方も、結婚当時の僕らのようにこれまではお金の勉強をしていなかったという
多くの人にとって役に立つ内容だと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください!
まずは見直す!
お金を備えるということは、必要になると予測される額に向けて資産を作っていくということですが、
そもそも多くの家では家計のいたるところに無駄がある場合が多いです。
つまり、バケツに水を溜めていこうと蛇口をひねっても、そのバケツにはいくつも穴があって、
全然溜まっていかない状態が多くの人の家計になります。
ということで、第1ステップとしてはまず家計の穴(無駄)を把握して、無くしていきましょう!
これについては、以前【第2回】出ていくお金の話で把握の方法についてお話ししてますので、
そちらをご覧ください(^^)/
支出が大きな項目や見直すべき無駄が見えてくるのではないかと思います。
見えてきた項目に関しては、思い切って見直してください!
保険、携帯代については一度見直しをすればその後ずっと効果が続きますし、
飲み代などは思っていたよりお金がかかっている場合も多いので、回数を考えたり、
行く店を考えたり、二次会には行かないなどのルールを決めることで抑制は出来ると思います。
ここでポイントなのは、何もかも無しにしようという考えではなく、無駄を見直すということです。
支出に優先順位をつけて、本当に必要なの?ということを考えて、無くても良いものを無くします。
手元に残るお金はどこに置く?
先ほどの見直しの実施だけでも、家計が相当身軽になることを実感できると思います。
手元に残るお金も今までに比べると増えていくはずです。
実感できない場合は、まだまだ見直しが足りないか、元々無駄がほとんどなかったかですので、
見直しがきちんと出来ているのかを改めて見直してみましょう。
銀行に預ける?
では、その手元に残ったお金はどこに置いたら良いのでしょうか?
みなさんはどこに置いていますか??
多くの人は銀行預金としてお金を保管しているのではないかと思います。
結論としては、銀行にお金を入れておくのはやめましょう!!
これからお金の勉強を始めようとしている方や始めたばかりの方は驚くかもしれませんが、
銀行にお金を入れておいても残念ながら全く意味が無いです・・・
『でも家に置いておくよりは安全だから・・・』、『銀行に入れておけば少しは利子も付くし・・・』
こんな声が聞こえてきそうですが、この2つの意見についてお話ししていきます。
※ここで言う『銀行』とはメガバンクや地銀などの、実店舗のある銀行を指しています。
銀行は安全?
銀行が安全かどうかという観点で見ると、タンス預金よりは安全ではないでしょうか?
銀行であれば、1行(1つの銀行)あたり1,000万円までは補償されます。
例えば、みずほ銀行に500万円預けていたとして、みずほ銀行が潰れてしまっても補償されるのです。
ということで、タンス預金で家に置いておくよりは安全かもしれません(笑)
銀行は利子が付く?
前提として、銀行預金というのは投資の1つです。
簡単に言うと、僕らは銀行にお金を貸して、銀行は利子をつけて返しているわけです。
なので、銀行にお金を預けていると、銀行は利子をつけて返してくれます。
その利子率はというと・・・
ズバリ! 0.001%です!!
悲しくなるほど低い利率なので、計算は行ないませんが、利子では缶コーヒーすら購入できません・・・
それなのにATMで引き落とすときには110円、220円程度の手数料が持っていかれます。
もうバカらしいったらないです・・・
時代が違う!
でもなぜか年配の方を中心に、銀行に入れておいた方が良い!という方が多く、
みなさんの子供の頃を思い出してもらうと、大人たちは『銀行に預けなさい!』ということを
よく言っていたように思います。(そう感じるのは僕だけでしょうか・・?笑)
それはバブル時代などの名残で、当時は銀行や郵便局に預けてさえいれば、
それだけで黙っていてもお金が増えていく時代だったからです。
今ではとても信じられませんが、1990年頃は銀行に預けているだけで、
5~6%くらいの年利があったのです。※年利とは年間の利率のことです。
ほとんどリスクを負うことなくお金が増えていったのですから、その当時バリバリの働き盛りだった世代が
今になっても『銀行が一番!』と考えている人がかなりいるのは仕方ないですね(笑)
(僕の親もそのように考えていますし、祖父母も典型的なそのパターンでした・・・)
ただし、今はそんな時代ではないので、今は今の時代に合ったお金の置き場所をきちんと考えましょう!
では・・・どこに置く?
以上のことから、今現在ほとんどの人がやってしまいがちな、
『銀行に全財産入れておく』ということは選択肢から消えました。
それでは実際にどこにお金を入れておけば良いのかをお話ししていきます。
お金の置き場所は複数持つ!
お金の置き場所は複数持ちましょう!
こう言うと、自分はみずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行とそれぞれに預けてるからOK!
と思う人がたまに現れるのですが、そうではありません(^^;)
複数というのは、
- 実店舗のある今お使いの銀行口座(みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行 など)
- ネット銀行口座(楽天銀行、住信SBIネット銀行 など)
- 証券口座(楽天証券、SBI証券 など)
などがあります。
これらへ目的別に分けてお金を管理すると良いのではないかと思います。
目的別の分け方
分け方は大きく2つで、『日ごろ必要になる生活費』と『すぐには使わないお金』です。
この分け方ができれば、どこに何を分けても良いのかもしれませんが、
それでは面白くないので、例として実際に僕がやっている目的別のお金の分け方をご紹介します!
実店舗のある銀行口座
僕はりそな銀行を使っていますが、学生の頃に近所にあったため、
そのまま使っているだけで、特に意味はありません(笑)
わりとどこにでもあるので、夫婦の生活費の3ヶ月分程度を入れていますが、
何もメリットは無いので実際はこの口座は無くても良いのかなぁと思っています。
ネット銀行口座
ネット銀行は住信SBIネット銀行と楽天銀行を使っています。
この2つについては、他の記事で詳しくお話ししたいと思いますが、
ネット銀行を使ったことない人にとっては『店舗が無かったらどうやってお金を引き出すの!?』
という疑問が出てくると思うので、簡単に説明すると、
各ネット銀行は店舗のある従来の銀行と同様にキャッシュカードが発行されて、
それを使ってコンビニなどのATMでお金の出し入れが出来るというものです。
そして、引き出す際にかかる手数料が月に〇回まで無料、他行への振込みが月に〇回まで無料という感じで、
コンビニで入出金出来て、一定回数まで無料で出来るというものになります。
この無料回数はネット銀行が定めるランクによって決まって、条件を満たすことでランクが上がると、
無料回数が増えるという仕組みになっているところがほとんどです。
だいたいの人が1ヶ月に2回~5回程度は無料回数を獲得できると思いますので、
それで困るということは恐らく無いのではないかと思います!
なぜネット銀行を使うのかという話ですが、まず従来の銀行とは比べ物にならないくらい利率が高いです。
高いところだと0.2%という金利がつくところもあり、従来の銀行の200倍になります!
もう1つの理由として、ネット証券との連携が楽だったりメリットがあります。
どちらかと言うと金利を狙ってそこに入れるというよりは、2つ目のメリットのほうが大きいです。
今までは従来の銀行がメインバンクだった人も、ネット銀行がメインになるという時代が来ると思います。
話が逸れてしまいましたが、
僕はネット銀行をメインバンクとしていて、ほとんどの現金はネット銀行に入っています。
資産に占める割合としては、だいたい30%くらいです。
メインバンクとして、生活費やカードの引き落とし先として使っています!
証券口座
最後は証券会社です。
今回はお金の置き場所ということでお話ししているので、話は脱線するように思われるかもしれませんが、
僕は資産の半分以上を証券口座で管理しています!
証券口座というのは、株式や投資信託などを購入するために使う口座のことです。
投資の記事ではないので、株式や投資信託については細かく触れませんが、証券口座にお金があることで、
株式や投資信託を購入しようと思ったときに、そこからお金を使って買うことが出来ます。
証券口座には、すぐには必要にならないお金を全て入れています。
証券口座はSBI証券と楽天証券ですので、どちらもネット証券会社になります。
理由は別記事でお話ししますが、証券口座はネット証券一択です!!
証券口座に入れておくだけではダメ!
証券口座というのは、株式や投資信託を買うための口座ですので、
ただ入れておくだけではあまり意味がありません・・・(;^ω^)
すぐには必要にならないお金ですので、せっかくなら少しずつ増やせたら良いですよね!
銀行に入れておいても全く増えないということは先ほどお話ししましたので、
それを踏まえてどうするのかと言いますと、投資商品を購入して置いておくというのが答えになります。
しかし、投資というのは当然ですが、元本割れのリスクがあるものがほとんどです。
では、具体的にどのような投資商品を購入したら良いのかと言うと・・・
その内容はまた次の記事でお話ししていきたいと思います(^^)
次の記事もぜひチェックしてみてください!
以上、ケンでした!
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