【第11回】固定費の話 | 夫婦でお金の勉強始めました

【第11回】固定費の話

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お金の話

こんにちは。ケンです。

突然ですがみなさん、お金は貯まっていますか?

お金がなかなか貯まらない人に朗報です。

お金を貯めるためにどうしたら良いか? この答えは1つ!

収入>支出 にするだけです。

何をそんなこと今更(笑)と思われるかもしれませんが、どこの世界でもいつの時代でも、

お金が貯まる仕組みは収入(入ってくるお金)のほうが支出(出ていくお金)より多いことだけなのです。

この記事では僕たち夫婦が見直した支出と考え方についてまとめていきます。

『収入>支出』のために

支出削減に何をする?

さぁ!みなさん!収入を増やして、支出を減らし、家計改善に取り組みましょう!!

・・・と言われても、これから家計のことを色々と考えようと思っている人にとっては、

何から取り組めばよいのか分からないですよね。(僕もはじめは何もわかりませんでした、、笑)

理想は、収入を最大にして支出を最小にすることですが、収入はそう簡単に増やせません。

では支出を減らすしかないですが、“支出を減らす”にはどうしたら良いでしょうか??

ランチはファミレスから牛丼チェーンに変更する。買い物は少しでも安いスーパーまで車を走らせる。

こまめに電気を消す。入浴時の温度を1℃下げる。家族との外食回数を減らす。・・・

たしかにこれらをおこなえば支出は減ると思います。

でも精神的に豊かになれないのであれば、良い支出削減とは言えないのではないでしょうか。

もちろん豊かな生活に向けてはある程度の我慢は必要だと思います。

何でもかんでも好きなものを買って、好き放題お金を使っていてはお金は貯まりません。

でも、好きなものを我慢し続ける生活で心が貧しくなっては本末転倒です。

大事なのはお金の使いどころを見極め、我慢と浪費のバランス感覚を持つことではないかと思います。

そんな中で支出削減に向けて、いち早く取り組まなければいけないこととして、

『固定費の見直し』を強くおすすめします!

貯金が苦手な同僚の話

お金を貯めるのが苦手な同僚とこの話をしていた時に、普段どのようなことをしているか彼に尋ねてみました。

すると一見無駄遣いがそれほど多いわけでもないように思いましたが、支出削減のためにやっていたことは

まさに先ほど例に出したような、心が貧しくなるのではないか?と思うようなことでした。

そのうえ、その効果は電気代が月に1,000円くらい安くなったランチ代は月に3,000円くらい節約できている

などの我慢してまで頑張った成果としては、いまひとつなものだったのです。

もちろんこの少しの節約や意識は非常に大切ですし、『この頑張りでも心の貧しさには繋がらない』、

『全然苦痛ではないし無意識に出来る』、『月にほんの少しでも節約できるととても嬉しい』という人は

引き続きこれらを続けてもらったうえで、これから説明する支出削減にも取り組んでもらえたらと思います。

はじめに行なうべき支出削減

先ほどの同僚の話は、一見すると手っ取り早くおこなえる支出削減の話に思えます。

たしかに手っ取り早く『始める』ことは出来ます。

何も始めていない人と比べれば大きな一歩を踏み出していると言えるでしょう。

ただ、せっかくお金について興味を持ち始め、家計改善の為に動き出したのですから、

もっと効果の大きいところから優先的に始めてみませんか?

今回の記事では支出の中でもはじめに見直さなければいけない“固定費”をテーマにしています。

普段あまり意識したことのない固定費ですが、僕たち夫婦の中ではお金の勉強をはじめたことで、

固定費というものを非常に意識するようになりましたし、固定費にとても敏感になっています。

みなさんも固定費へのアンテナを高く持っていただき、家計改善に取り組んでみましょう!

固定費とは

固定費の考え方

今まで固定費についてあまり考えたことのなかった人もいらっしゃるかと思いますので、

まずは固定費とはどのようなものなのか?というところからお話しします。

ビジネス的に説明すると、売り上げに関係なく一定額発生する費用を言います。

正社員の人件費や設備の減価償却費、店舗の家賃などがそれにあたりますね。

でもこの記事を読んで頂いている皆さんは、ビジネスについての記事を見に来たのではないと思いますので、

僕たちの生活の中で発生する固定費について考えていきたいと思います。

生活の中での固定費

生活の中での固定費についてもビジネス同様、毎月発生する費用全てと考えて良いと思います。

まず、前提としてみんさんはご自身のお金の流れについて把握されていますか?

もちろん1円単位まで把握していなくても構いませんし、記憶していなくて良いです。

ただ、常に把握できる環境頻繁に把握する意識を持つようにしましょう。

このどちらかが欠けていてはお金の流れの把握は難しいです。

常に把握できる環境があっても、把握しようと思うのが毎月1回も無ければ意味が無いですし、

頻繁に把握しようと思っても、簡単に把握できる環境を整えていなければ家計把握は厳しくなります。

このように、環境と意識の両方を整えることで家計の把握ができるようになります。

家計把握について、詳しくは【第2回】出ていくお金の話を読んでみてください。

僕たち夫婦の家計改善にとても役立ったものなので、取り入れていない人はぜひ(^^)

話が脱線してしまいましたが、生活の中での固定費について改めて考えてみましょう。

一般的なものとして、このあたりがあげられるのではないでしょうか。

  • 住宅(家賃、ローン、マンションの管理費、積立修繕費など)
  • 光熱費
  • 通信費(スマホ本体代、スマホ通信代、Wi-Fi通信費用など)
  • 保険料(生命保険、医療保険、火災保険、外貨建て保険、学資保険など)
  • 車(ローン、ガソリン代、車両保険など)
  • 交通費(電車・バス定期券など)
  • その他(習い事、Netflix・Amazonプライムなどのサブスクリプション全般)

この他にも思い当たる毎月発生する費用はすべて固定費になります。

どうですか? 額は予想通りでしたか?

予想より多かったですか? 少なかったですか?

色々とご自身の固定費の状況を振り返ってみて、思うところはあるかもしれませんが、

いま大切なことは、固定費の多い少ないにどうこう考えることではなく、把握したということです。

これらを把握していない人は非常に多いと思いますので、ここまでで何歩も前進していることになります!

どこを見直す?

固定費について把握できたら、いよいよ見直す作業に入るわけですが、みんさんはどこを見直しますか?

結論としては『見直せるもの全て見直しましょう!』となるわけですが、僕たちもそうであったように、

全てと言われてもどうしたら・・・となってしまうと思いますので、僕なりの考え方を提示してみます。

どれがしっくりくるか考えながら参考にしてもらえたらと思います。

  1. 毎月大きな費用がかかっている(支出の割合が大きい)ところから見直す
  2. 総額で大きな費用となる(最終的な支払額が大きい)ところから見直す
  3. すぐに見直せるところから見直す

このあたりを基準に考えてもらうと良いのではないかと思いますが、もう少し補足すると、

  1. は、出来るだけすぐに家計を身軽にしたい人向け
  2. は、現状では多少損をしてでも長い目で見て経済的に豊かになりたい人向け
  3. は、動き出すことや継続することが苦手で少しずつでもやっている感が欲しい人向け

となります。

ちなみに僕らは2の『総額で大きな費用となる』ところから見直しました!

最終的には見直せそうな項目をしらみ潰しに片づけていったので、あくまでも順番の問題だけでしたが(笑)

それでは具体的に何を見直していったのか・・・

というところは少し長くなってしまいそうなので、また次回以降で少しずつ(笑)

今日はとりあえずこの辺で終わりにします。

他の記事で少しずつ具体的に書いていきますのでお楽しみに(^^)/

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