【第28回】浴室リフォームのすすめ~工事範囲編~ | 夫婦でお金の勉強始めました

【第28回】浴室リフォームのすすめ~工事範囲編~

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家の話

皆さん、こんにちは。ネムです。

以前から少しずつ記事にしている浴室リフォームについてですが、本日は浴室リフォームの際に

一緒に検討すべき「工事範囲」についてお話したいと思います。

前回ご紹介した「検討して頂きたい浴室の装備」でもお伝えしましたが、

お家の状態はお住まいになっているお家によってそれぞれ違いますし、もちろんご予算も人それぞれ

です。ですので検討した上で自分には不必要な工事という判断になれば、それで問題ありません

ただリフォームをした後に「やっぱり一緒に工事しておけば良かった。もっとよく考えておけば

良かった、、」なんて事になっては勿体ないですよね。

そんな後悔をしないよう、リフォームの際には必ずどこまで一緒に工事をするのか、しっかり検討

して頂きたいと思います。少しでも参考になりましたら嬉しいです。

まずは浴室内の窓についてです。

戸建ての浴室には窓が付いていることがほとんどです。最近のご新築と比べると、リフォームを検討

されるような築年数がそこそこ経っているお家には、かなり大きな窓が付いていることが多いです。

この大きな窓、浴室を広く見せてくれるメリットもありますが、やはり冷気が入りやすく、かつ熱も

逃げやすくなりますので、浴室が冷めやすくなるというデメリットもあります。

特に昔の窓は、最近のペアガラスと違って1枚ガラスの場合がほとんどですので、より断熱性には

欠けてしまいます。

浴室をリフォームする場合、窓は ①そのままにする ②交換する ③内窓を付ける といった選択肢が

あります。基本的に浴室の窓は浴室リフォームの時にしかいじれませんので、事前にしっかりと

検討しておきましょう。

①そのままにする

既存の窓をそのまま残すことも基本的には可能です。窓とシステムバスを繋いでいる窓枠という縁の

部分のみ交換すればOKです。費用を1番抑えることが出来のがこの方法です。

②交換する

築年数が経っていると、窓の汚れや傷みも気になったりしますよね。思い切って窓を交換してしま

えば浴室がより綺麗に、かつペアガラスの窓になることでより暖かくなります。

またリフォームを検討される方の中には

・現在窓が大きすぎて寒い  ・掃除が大変  ・窓のすぐ外が通路で人の通りが気になる

・水栓のある壁面が一面大きな窓で鏡や収納棚を付けにくい

という方もいらっしゃいますよね。その場合、小さい窓に入れ替えるという方法もあります。

ただその場合、窓を小さくした分外壁をつくらないといけませんので、より工事が大きくはなり

ます。そもそも窓の交換は外壁を多少なりともいじることになりますので、工事費は高くなる

言えます。

③内窓を付ける

既存の窓を残しつつ、その窓の手前にもう一枚新しく窓を追加するという方法が内窓です。

浴室の窓だけでなく、リビングや寝室の窓に内窓工事をするのも人気です。

まず内窓工事なら外壁をいじらなくて済むので、窓を丸ごと交換するよりも工事費を抑えやすい

です。かつ室内からは新しい綺麗な窓が見えますので、既存の窓そのままよりも、見た目的な満足

度が高くなると言えるでしょう。

また窓が二重になることで空気の層ができ、冷気が入りにくく熱が逃げにくい保温性の良い室内

なります。防犯や防音にも効果があります。

ただ窓を開ける際は2つの窓を開けなければならないという手間はあります。

冒頭でもお話ししましたが、窓は浴室リフォームのタイミングでしかいじれません。

既存の窓の状況、また工事の費用をみながらしっかりご検討下さい。

またマンションの浴室には窓がないことの方が多いですが、もし窓がある場合、交換などは難しい

可能性が高いです。管理会社さんに必ず確認しましょう。

ちなみシステムバスにリフォームした場合、窓を頻繁に開け閉めする必要はないと思います。

大きな窓を開けっ放しにして換気をする方も多いと思いますが、梅雨の時期なんかは外の方が

湿度が高い場合もありますし、最近のシステムバスは気密性が良くなっていますので、窓での

換気よりも換気扇をしっかり明け方まで回した方が絶対にカビ予防になります。

ですので窓は換気と切り離して考えて頂いて良いと思いますよ。

給湯器

現在お使いの給湯器は、交換してから何年くらい経過していますか?

給湯器の使用年数をはっきり覚えていない方、結構多いのではないでしょうか。

給湯器の使用年数ですが、基本的には10年程度と言われています。

もちろんもっと長く使用出来るケースもありますし、10年より少し早く故障がみられるケースも

あります。ただ給湯器が当然故障、お湯が出なくなってしまったとなっては困りますよね。

特に寒い時期はもとの水温が低いうえに、設定温度も高くしますので、給湯器が無理をして突然故障

てしまう事も多いです。

そういう私も以前、真冬に突然給湯器が故障してしまい、急遽近くの温泉施設へ行ったことがありま

した。たまたま翌日仕事がお休みだったので、すぐに依頼して交換してもらうことが出来ましたが、

タイミングによってはすぐに業者さんに来てもらって交換!というのは難しかったかもしれません。


そこそこ年数経っているけどまだ使えるから浴室だけ先にリフォームをして、もし故障したらその時

に給湯器だけ交換するということでも問題はありません。

ただ浴室をリフォームする際に給湯器との接続工事をしますので、もし浴室リフォームをしてその

すぐ後に給湯器交換をした場合、かぶっている工事の費用が勿体ないかなとは思います。

また最近では高効率給湯器が一般的になってきています。

ガス:エコジョーズ、電気:エコキュート、石油エコフィール ですね。

効率的にお湯をつくってくれるので光熱費が抑えられたり、排気される熱の温度が抑えられるので

環境に優しかったりするエコな給湯器です。

もし現在上記のような給湯器ではなく、ノーマルなものでそこそこ使用年数が経っているのであれば

一緒に交換した方が良いでしょう。

ただこちらもマンションの場合は確認が必要です。マンション用の給湯器でないと設置出来ない

ケースや、エコジョーズはお湯をつくる際にドレン水が排水されるため、設置NGのケースもあり

ます。

エコジョーズ:リンナイ公式ホームページより        エコキュート:三菱公式ホームページより

脱衣場の壁・床の貼り換え

浴室をリフォームすると、やはり多少は脱衣場内の浴室ドア周りの壁をいじることになります。

その場合、その必要最低限の部分のクロスの貼り換えでも問題ありません。

ただせっかく内装工事が入るのですから、一緒に脱衣場全体の壁・床を貼り換えてキレイにして

しまうのはいかがでしょうか?

脱衣場は湿気の影響を受けやすい場所ですし、洗面台から水が跳ねることもありますよね。

そのせいでクロスが剥がれていたり、黒ずんでいたりしませんか?

また脱衣場の床クッションフロアがぶよぶよした、踏むと沈むような感じになってしまっている

お家の場合、床だけでなく脱衣場の床下まで傷んでいる可能性があります。

私の実家のリフォーム前がまさにそういった状態でした。

その場合はお家のメンテナンスとして、床下の補修と脱衣場全体の壁・床の貼り換えをした方が

良いでしょう。

洗面化粧台

リフォームをして浴室がキレイになると、その近くにある長年使った洗面化粧台は、その古さが

余計に目立つようになってきます。

実際に浴室のみリフォームをした方が、やはり洗面化粧台も交換したくなったと、そのすぐ後に

ご相談にいらっしゃったことがありました。

もちろん後から洗面化粧台を交換しても全く問題ありません。

ただ特に気を付けて頂きたいのは壁や床を貼り換える場合です。

壁や床を貼り換える際、洗面化粧台を一度取り外すことになります。もし既存の洗面化粧台をその

まま利用する場合、再度設置と配管をつなぐ作業をすることになります

ということは、どちらにせよその作業に工事費がかかってしまうことになります。

結局同じ作業をしてもらって費用がかかるなら、もちろん商品代はプラスにはなりますが、

新しい洗面化粧台の方が良いと思いませんか?

TOTO公式ホームページより          タカラスタンダード公式ホームページより      

浴室だけでなく、その近くのものトータルでキレイになると、やはり満足度は高くなります。

でもリフォームにはそこそこ大きなお金がかかりますし、皆さんそれぞれ予算がありますよね。

でも費用がアップするからと、始めから考えないのは勿体ないです。

予算面で厳しいからとすぐに諦めてしまう前に、見積もりを取ってみる。

もし予算オーバーなのであれば他に費用を削れるところがないか、プロの方に相談してみるのが

良いと思います。

検討した上で今回は不要、今後に見送ろうという判断になれば、それで問題ありません

満足のいくリフォームになるよう、工事の前にしっかり検討してみて下さい。

今回の記事が少しでも参考になりましたら嬉しいです。

以上、ネムでした!

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